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【マスターデュエル】新ランク分析 5月度ダイヤ1到達までの環境振り返り(エルドリッチ使用)

マスターデュエルをまだまだ遊んでいます。

5月に入ってリミットレギュレーションが更新されて既存テーマが構築の見直しを迫られ、さらに新パックで強力なカードが追加されました。

さらにランク戦の最高ランクであった「プラチナ」の上に「ダイヤモンド」が追加されたことで、ランク戦が大きく盛り上がっています。

ダイヤ帯は相手もプラチナ以上に強くなっており、先日ようやくダイヤ1に到達したので今シーズンを振り返ってみます。

結果から見る5月度ランクマまとめ

あまり対戦相手のデッキは記録していなかったのですが、気が向いたのでダイヤ2に到達してから相手のデッキをできるだけ記録するようにしました。

結果的に沼ってしまいダイヤ2帯だけで42戦もするハメになりましたが、おかげで環境が一目でわかるデータになっています。

ダイヤモンド Tier2(全42戦)対戦相手デッキ分析

 

【相剣】との対戦回数が42戦中17回とダントツでした。新パックの追加カードで強力なことに加え、プレイの流れがわかりやすいのも流行りの理由かなと思います。

個人的に【相剣】以外のデッキがほぼ横並び(2回~3回程度)だったのが意外でした。

【幻影騎士団】【鉄獣】【電脳堺】はまだまだ高いパワーを持っているのでもっと多いかと思っていましたが、このデータから相剣以外はバラバラという結果です。

ダイヤモンド1到達デッキ (エルドリッチ)

デッキレシピ

メインはデスフェニ出張セットの<ディバインガイ><ダッシュガイ><フュージョン・デステニー>を採用。また、新カードの<天獄の王>も強力でした。(フューデスをサーチできる)

また、【相剣】がよく出すデスフェニ、バロネスといった妨害モンスター対策として<ラヴァ・ゴーレム>を3枚積み。

<スキルドレイン><御前試合><サモン・リミッター>、それと<激流葬>は【相剣】メタで採用しています。

EXデッキは<デスフェニ><グスタフ・マックス><リンク・スパイダー><ヴェルテ・アナコンダ><ヴァンパイア・サッカー><ライナ>を出します。それ以外は壺で除外するためのコストなので何でもよさそうです。

エルドリッチを選んだ理由

当初、今回の新パックテーマである【相剣】を使ってダイヤ1を目指そうとしました。が、プラチナ帯まで来たところで【相剣】ミラーマッチが非常に多いことに気付きます。

ミラーが多くなるということは構築での有利を取りにくくなり、必然的に勝率が下がってしまいます。そこで思い切ってデッキを変更し、環境的に有利と感じたエルドリッチを使うことにしました。

環境トップシェア【相剣】の特徴と弱点

まずは特徴・強みから分析してみます。

  • 相剣は共通効果でチューナーの相剣トークンを出せるため、1枚からシンクロ可能
  • レベル8のシンクロ+レベル10のシンクロ+αの盤面構築が容易
    →高確率で<フルール・ド・バロネス>が建てられるため、突破のためにリソースを要求されます。
  • 展開パターンが<灰流うらら>の影響を受けにくい
    →<灰流うらら>は最も採用数が多い手札誘発です。しかし相剣の主なサーチ手段である<相剣大師-赤霄>のS召喚時効果は、素材としたモンスターのS素材時効果が同時に発動してうららをケアできるためあまり効果的ではありません。
  • 初動札が多く積めるため、安定した展開が見込める
    →メインの相剣3種類+相剣をデッキから出せるエクレシアで12枚体制
  • 同じ幻竜族である【天威】と混ぜることで継戦能力・展開パターンが広い
    →天威モンスターは召喚権を使わないため、相剣モンスターを無効化されても<ヴェルテ・アナコンダ><天威の龍仙女>から展開を継続できる

次に弱点。相剣テーマそのものの弱点です。

  • 手札誘発系・・・<エフェクト・ヴェーラー><無限泡影>などでレベル8シンクロが止まり、<増殖するG><原始生命態ニビル>の影響をモロに受ける
  • 後続確保が以外と難しく、一度展開盤面が崩れると巻き返しが困難
  • 妨害や相手のカード破壊はモンスター効果に任せるため、<スキルドレイン><御前試合><虚無空間>といった永続罠に弱い

 

最後に、5月シーズンの傾向です。実際に対戦した【相剣】レシピをいくつか見てみると、以下のような共通した傾向がありました。 実際に対戦したデッキを1つ掲載します。

  • ほぼ100%【天威】が混ざっている
  • <デストロイフェニックスガイ>を出すための<フュージョン・デステニー><ディバインガイ><ダッシュガイ>セットが含まれる
  • <墓穴の指名者><抹殺の指名者>で手札誘発の無効を狙う
  • ハーピィの羽箒が採用されていない

エルドリッチの優位性

以上を踏まえると、エルドリッチが持つ環境に対する優位点として以下が挙げられます。

  • <スキルドレイン>等の永続罠を大量に搭載できる
  • 増殖するG・ニビルが効きづらい
  • 魔法・罠が軽視されている環境なため、魔法・罠が破壊されづらい
  • 通常召喚を使わないため<ラヴァ・ゴーレム>を採用できる

所感

エルドリッチに切り替えたプラチナからはメタ読みがあたって連勝が続きました。

何よりも魔法・罠を割るカードが環境に少ないのが大きくて、<御前試合>だけで相剣がサレンダーすることもしばしば。

ダイヤ5・ダイヤ2では沼ってしまいましたが、結果的にダイヤ到達できたのでヨシです。

また、エルドリッチは今回のリミットレギュレーションにおいて、<黄金郷のコンキスタドール>が制限カードに指定され弱体化しています。

が、負ける試合はそもそもエルドリッチが出せないことが多いので、コンキスタドールの破壊効果がなくて負けたケースは少ないと思います。

<エルドリクシル>サーチが足りない場合は<黄金郷のガーディアン>を増やしてもいいので、今回の環境においては規制を受けてもまだまだ戦えると思いました。

デッキ微調整の過程

微調整はしましたが基本コンセプトは変わらず。ラヴァゴを3にする踏ん切りがつかなかったけど、後攻では引けないとキツいし先行でも<デスフェニ>を食えるので全然腐りませんでした。

 

 

今回はここまで、読んでいただきありがとうございました。

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