仕事の出張で一週間イタリアに行きました。画像は休日に観光したドゥオーモの大聖堂。
海外ということで犯罪や言語・料理などに対してかなり身構えて行ったのですが、意外に治安も良くて過ごしやすかったです。言葉は基本的につたない英語で話し、イタリア語は「ボンジョルノ/ボナセーラ(こんにちは/こんばんわ)」と「グラッツェ(ありがとう)」だけでゴリ押ししました。
特に料理のレベルが非常に高く、以前中国に行った際には好みに合わない料理が多くて手こずったのですが、イタリア料理はハズレが殆どありませんでした。元々イタリア料理が好きではあるので私の好みも入っていますが、料理に対する意識の高さみたいなものと感じました。
以下、イタリアで過ごして思ったこと(大体は料理)をダラダラ書いていきます。
料理がとにかく美味い
基本はホテル周辺のレストランで食事をとりました。一週間もいればハズレも引くかと思いきや、どこも美味しかったです。
まずはピザ。パスタの国と呼ばれている通り、最もポピュラーな料理がピザでした。
こちらはタルタルという生の牛肉ハンバーグ。日本では食べれませんが、ユッケのような感じでした。
パスタはやはり種類が豊富。スパゲティはもちろん、それ以外のリングイネやペンネといった種類も多く並んでいました。イタリアでは1皿目の料理と2皿目の料理があるようでメニューにも1皿目と2皿目は分けられていました。パスタは1皿目が多く、2皿目は肉料理がメインといった感じ。ただ、普通に一皿に量があるので特に気にせずパスタをメインとして注文。
こちらはボロネーゼのラザニア。オムレツの卵をパスタに置き換えた感じでした。
ロブスターのペンネ。甲殻類だけあって、かなりカニに近い美味しさ。
パスタではないですが、ポルチーニのリゾット。
こちらはデザートのようなもので、ババというもの。
パンケーキにラム酒を浸したもので、美味しいのですがかなりアルコールが強かったです。私でもキツかったので、酒が苦手な人は食べられないレベルでした。
食後のコーヒーはエスプレッソが基本
イタリアにおいてはエスプレッソが普通のコーヒーのような扱いでした。イメージ通り、小さいカップの半分ほどの量で出されます。日本での一般的なコーヒーを頼む場合、”アメリカーノ”を注文する必要がありました。
普段はエスプレッソはカフェラテ以外で頼むことは無いですが、本場ということでエスプレッソをいつも注文しました。苦味・酸味には慣れてきたけど、個人的にはやはりもう少し量は欲しくなります。
イタリア人は寒さに強い
イタリアの気温は日本と大体一緒でした。1月ということでイタリアも寒かったです。
驚かされたのはイタリア人の寒さ耐性で、ホテルの近くにバーがいくつかあったのですが、氷点下にも関わらず店外のテーブル席で多くの人が居座っていました。
店が混んでいるせいかとも思ったのですが、そういう訳でもなかった。好き好んで外にいるのかまではわかりませんが、とにかく平均的に寒さに強いのは間違いなさそうでした。
イタリアはいい国
今回泊ったところは首都圏から離れたところでしたが、治安も悪くなく、一人で歩いていてもそれほど怖い感じはありませんでした。私が日本人というのもあるでしょうが、店員も親切な人ばかりだったのも幸運。
道路などの交通も発達しており、高速道路の移動中は日本とさほど変わらない風景でした。
町に入るとしっかりヨーロッパで昔ながらの建物が使われているので、外国感はしっかり味わえます。画像はホテル近くの商店街の街並み。
トイレなども日本に近い清潔さだったので、暮らしやすい国だな~という印象。
何より料理が美味しかったので、旅行に行く国としては是非おすすめしたい国です。今回の出張で私もイタリアが好きになりました。
今回はここまで。チャオチャオ~