7月に入って実装されたマスターデュエルの新パックで、ついに勇者とふわんだりぃずがマスターデュエルに参戦しました。
この2テーマは現実でも猛威をふるったカードなだけに、早速ランクマのシェアを塗り替えています。
今月はまだダイヤ1に到達していませんが、気づけば150戦も行っていたので環境テーマ分析も兼ねて集計結果を紹介します。
(22.7.30追記)
その後、【ふわんだりぃず】を使ってダイヤモンド1達成できました。レシピは記事一番下のTwitterを載せました。
7月度ランクマ環境
さっそく暴れる【勇者】と【ふわんだりぃず】
【ふわんだりぃず】が20%と早速トップシェアです。それ以外は【勇者】出張ギミックを搭載したテーマが非常に多く、環境は完全に塗り替えられました。
勇者ギミックは確認できただけでも150戦中50デッキと1/3以上が採用しており、相性が悪いデッキを除いて標準搭載されているといって間違いないでしょう。
特に、【勇者天威ローズ】・【勇者幻影騎士団】は元々のギミックと勇者ギミックとの相性が良いからか、非常に多く見受けられます。
グラフ内の【リンクグッドスタッフ】は、<クリッター>や<P.U.N.K>等を採用して<ハリファイバー>のリンク召喚に特化したデッキです。
今シーズンの特徴
【勇者】で強くなった既存テーマ
この環境で注目すべき点は、【エルドリッチ】等の罠ビートのシェアが縮小していることです。
先月6月のランクマ環境でもエルドリッチが多かったですが、今月は数を減らしています。その理由は勇者ギミックによるもので、【勇者】ギミックは<スキルドレイン>等の永続罠の影響を受けずに展開とバウンスによる除去を行えるため、既存の展開テーマでもこれまで1枚開くだけで致命的となった永続罠への耐性が上がっています。
そのため、妨害を貫通しやすい<プランキッズ><幻影騎士団><リンク(ハリラドン系展開)>が強化されている感じです。
勇者ギミック展開の流れ:
<聖殿の水遣い>を手札から除外し、<アラメシアの儀>をサーチ
<アラメシアの儀>を発動し、勇者トークンと<運命の旅路>を場に出す
<運命の旅路>で<流離のグリフォンライダー>をサーチ
モンスターを召喚・特殊召喚して<運命の旅路>の効果で<騎竜ドラコバック>をサーチ
<騎竜ドラコバック>で相手カードをバウンス
勇者を使わず強くなった既存テーマ
<Evil★Twin’sトラブル・サニー>を得た【Evil★Twin】も注目です。
これまではリィラ・キスキルの悪魔族しか特殊召喚できなくなる制約のため展開パターンが限定されていましたが、<トラブル・サニー>はフリーチェーンでリィラ・キスキルを同時に特殊召喚できるため、1回のバトルフェイズでの火力・相手ターン中の耐性どちらも大幅に向上しました。
他のデッキとして徐々に増えている【恐竜】は、今回新しいサーチカードをもらいました。
先行展開・後攻1Killの両立ができるデッキとして知られていましたが、<スモール・ワールド>により、どちらも安定性が上がっているようです。
使用デッキ
今期は【勇者エルドリッチ 】と【勇者十二獣】を使用しています。
勇者ギミックを活用できて【ふわんだりぃず】【天威ローズ】などに相性が有利なデッキを模索している形ですが、勝率はどちらも55%程度でメタが刺さるには至らずダイヤ2で止まっています。
プラチナ帯の初期は【ふわんだりぃず】を使用したのですが、事故率がそれなりに高いこと、ミラーが他のデッキ以上に虚無であること、の2点で今期は使わないことにしました。
妨害回避兼サーチカードの<ふわんだりぃずのたびじたく>が来ればまた使ってみたいですね。
今回はここまで。ありがとうございます。
(22.7.30追記)
その後、ふわんだりぃずを使って7月もダイヤモンド1達成できました。
月末に滑り込むダイヤモンドガイ pic.twitter.com/WM2vVSvhc0
— カマタ (@kamata_fe0) July 28, 2022