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【マスターデュエル】環境デッキを悪滅!召喚シャドール紹介

先月に引き続きマスターデュエルにハマっています。

1月は【エルドリッチ】でプラチナ1に到達しましたが、違うデッキを使いたくなったのもあって2月は今回紹介する【召喚シャドール】でプラチナ1になりました。

【召喚シャドール】はトップティアーからは一歩引くものの融合を駆使してそれらに追随できるポテンシャルがあり、有利なデッキが多いことから現在もそこそこ使用者がいるデッキです。
相手との駆け引きが楽しくプラチナ1に到達してからもずっと使っているデッキなのでご紹介。

召喚シャドール

デッキレシピ

<メインデッキ> 40枚

※レシピ画像の上から。末尾の数字は枚数

PSYフレームドライバー1
エフェクト・ヴェーラー1
増殖するG2
PSYフレームギア・γ2
シャドール・ヘッジホッグ2
灰流うらら2
影霊の翼 ウェンディ2
シャドール・リザード3
シャドール・ドラゴン1
召喚師アレイスター3
影依の巫女 エリアル2
シャドール・ビースト2
黄金卿エルドリッチ1
ハーピィの羽箒
おろかな埋葬
テラ・フォーミング
影依融合3
召喚魔術2
円融融合
金満で謙虚な壺
暴走魔法陣2
神の写し身との接触2
影光の聖選士
影依の偽典

<EXデッキ>

エルシャドール・ミドラーシュ2
エルシャドール・アプカローネ3
エルシャドール・エグリスタ
エルシャドール・ネフィリム2
召喚獣アウゴエイデス
召喚獣メルカバー2
エルシャドール・シェキナーガ
グラビティ・コントローラー
聖魔の乙女アルテミス
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ

ところどころURカードを節約しているものの、意外にもプレイに慣れればプラチナ4~3あたりの環境デッキ郡に勝ち越せるデッキでした。

最初のうちは「ドラグマ」カードを入れていたのですが、EXデッキから特殊召喚できない誓約が使いこなせなかったので手札誘発やシャドール魔罠の枠に変えました。

デッキの概要

強力な効果を持った融合モンスターと、墓地に送られた場合に発動する素材モンスターの効果で盤面を支配するデッキです。

このデッキの強みは、《エルシャドール・ミドラーシュ》《召喚獣メルカバー》により先行での制圧力も持ちながら、相手にEXデッキから特殊召喚されたモンスターがいるとデッキ内のモンスターを素材として融合できる《影依融合》があることで後攻でもパワーのある展開ができる点です。

単体のカードパワーは近年のカードと比べると見劣りしますが、そのほかの強力なサポートカードもあるおかげで【鉄獣戦線】や【閃刀姫】といったいくつかのデッキに対し有利になっています。

メインデッキのシャドールモンスターは全員共通で①リバースした場合②効果で墓地に送られた場合にそれぞれアド効果が発動できます。

①のリバース効果は現代遊戯王では遅いため活躍機会は少ないですが、その分強力な効果となっています。(《影光の聖選士》で相手ターン中にリバースさせ、クイックエフェクトとして使うことも可能。)

よく使うのは②の効果で、融合素材となった場合に発動できるので本来アド損である融合召喚のデメリットを補いつつ展開が可能になります。

採用カード紹介

まずは主力となる融合シャドールを紹介。

エルシャドール・ミドラーシュ

シャドールの代名詞とも言えるエースモンスターその1。令和の遊戯王でもギリギリ通用する特殊召喚制限と破壊耐性を持つ制圧カードです。

遊戯王は基本的に大型モンスターを出すまでに2回特殊召喚が必要なので、相手にミドラーシュを除去するか効果を無効化する必要を強いられます。

禁じられた一滴や夢幻泡影が当たり前に積まれているためこれ1枚で詰むデッキは少ないですが、除去された場合も墓地のシャドール魔法罠を回収する効果があるのでターンが返ってくれば再び展開可能。

エルシャドール・ネフィリム

エースモンスターその2。2800ラインの攻撃力を持ち、シャドールカードを墓地に贈りつつ特殊召喚されたモンスターと戦闘する場合に問答無用で破壊する効果があります。

展開と大型除去を同時に担うモンスターで、融合召喚の素材にしたシャドールの効果に加えてデッキから状況に応じた任意のシャドール効果を使うことが可能。

融合シャドールの墓地回収効果はリンク素材にすることでも発動するため、先行ではEXモンスターゾーンに出しつつ《グラビティコントローラー》のリンク素材にすることで、融合召喚時に墓地に送った影依の偽典を回収する動きが強いです。

エルシャドール・アプカローネ

エースモンスターその3。この融合体のみ墓地に送られたときの効果が他と違い、デッキ内からもシャドールカードを回収→捨てるになっている。アドバンテージを得られない一方でデッキ内から任意の素材のシャドール墓地効果を使えたり、影依の偽典をサーチできます。

素材指定が優秀で、水属性の《影依の巫女 エリアル》 、風属性の《影霊の翼 ウェンディ》の墓地効果を使いつつ場に出せる。戦闘破壊耐性も地味に役立ちます。

効果の無効化で強力な永続効果を持つモンスター・魔法を打開できるため、無くてはならないカードです。

その他のカード

PSYフレームギア・γ (+ドライバー)

相手の妨害としてはもちろん、後攻時にかなり心強いカード。
魔法カードからの始動に手札誘発を合わされた時に使うと妨害を防ぎつつネフィリム・アナコンダの素材として使えるので盤面がえらいことになる。
墓穴の指名者の代わりだが、シャドールにおいては光属性なのでネフィリムの素材になるのが偉い。

影依の巫女ノェルシャドール エリアル

ゆるい条件で相手の墓地を除外できる。閃刀姫やエルドリッチにぶっ刺さるのでマスト。
《影光の聖選士》で先行展開する際にも使う。

エルシャドール・エグリスタ、エルシャドール・シェキナーガ

炎属性と地属性のシャドール融合体。うららとGの属性に対応しており、もっぱら《影依の偽典》で相手の属性に合わせて出すことが目的です。

エースの3体で十分強い+素材指定がきついため出番は少ないですが、どちらも特殊召喚を封じる効果があるので出した時は強いです。

召喚師アレイスター、召喚魔術、暴走魔法陣

アレイスター3点セット、単体効果は有名なので割愛、基本的には1枚からメルカバーを出す。
自己完結している点が当然強いのですが、シャドールとのシナジーは大きく2点あります。
①アレイスターの戦闘補助効果でミドラーシュの戦闘破壊を補えている
②暴走魔法陣の融合召喚成功時の相手発動を無効にする効果で相手の妨害を回避しつつ、シャドール・ドラゴンで伏せを割ったりアプカローネで効果を無効にできる

円融融合マジカライズ・フュージョン

先行展開でアナコンダから使用することが多い。墓地融合で1枚からミドラーシュを出せる。

神の写し身との接触エルシャドール・フュージョン

速攻魔法の融合。ルビの振り方がカッコよくて好き。このカードを使うためにシャドールを使っていると言っても過言ではない。

スペルスピード2でシャドール融合体を出せるのが非常に強力。

相手の特殊召喚に合わせてミドラーシュを出したり、相手の効果の対象となったシャドール融合体を素材にしてかわしたり、墓地で発動する起動効果を発動される前にネフィリムを出し、効果でエリアルを送って除外したり・・・・など、この1枚でシャドールの戦術の幅が大きく広げているカードです。

影依の偽典シャドールーク

永続罠。第11期にシャドールが強化された際に登場したカードで、他のカードとは一線を画す強烈なテキストが令和を感じさせます。

効果はスペルスピード2で墓地のカードを除外してシャドールを融合召喚し、融合召喚したモンスターと同じ属性のモンスターを墓地へ送ることができるというもの。この効果、なんと対象をとりません。

神の写し身との接触同様、そもそもスペルスピード2の融合が強力。そのうえ相手を直接除去できるため、制圧力を高めるために必須のカードです。

 

あとは相手のモンスターをチェーン不可で融合素材にする《超融合》なんかも入れたいですが、今はUR節約のため入ってません。URSRは常に足りない・・・

基本的なプレイ

先行時は《召喚獣メルカバー》・《エルシャドール・ミドラーシュ》を立てに行きます。
両方立てれば良いですが、最低でもどちらか一方は欲しいところ。墓地が肥やせれば
手札が揃っていれば、ネフィリムをリンク素材にして複雑な展開が可能です。

後攻時はネフィリムやアプカローネで相手のカードを破壊したうえで、やはり《召喚獣メルカバー》・《エルシャドール・ミドラーシュ》を立てにいきたいところ。最終的にはネフィリムら融合体の攻撃で相手のライフを削りにいきます。

《影光の聖選士》と《影依の巫女 エリアル》を絡めた具体的な展開例はyoutubeで紹介されている動画で覚えるのが早そうです。
私が参考にした動画URLを以下に書いておきますのでそちらもご覧ください。
これ以外にも召喚シャドールの解説動画があるので、いくつか見ると良いと想います。

豆知識・・・デッキのミソ

遊戯王と言えばチェーン処理の妙。このデッキも例に漏れずチェーンがキモでありミソです。

以下、このデッキで役立つ事例を紹介します。

・相手がモンスターを特殊召喚(SS)する効果に合わせて神の写し身との接触影依の偽典で《エルシャドール・ミドラーシュ》を場に出すことで、ミドラーシュのSS制限によって以後のSSを封じることができます。相手ターン中に積極的に狙いましょう。

また、鉄獣デッキの《鉄獣の抗戦》に対してチェーンして処理前にミドラーシュを場に出すと、一切の処理をさせずに《鉄獣の抗戦》無効化できます。シャドール】を【鉄獣】に対して有利たらしめてる大きな要因なので、是非覚えておきましょう。
遊戯王OCG公式Q&A

・こちらが発動した灰流うららや増殖するGに《墓穴の指名者》を打たれた場合、チェーンして《影依の偽典》対象のうらら・Gを融合素材にすることで効果の無効化を防ぐことができます。

・《スキルドレイン》発動中に《エルシャドール・アプカローネ》を融合召喚し、アプカローネの召喚時の無効化効果にチェーンして《神の写し身との接触》や《影依の偽典》でアプカローネを素材として場から離すことで、スキルドレインを無効にできます

・シャドールの融合召喚時は素材の効果と融合体の効果が発動します。複数のカード効果が同時に発動した際は、最も重要度が低い効果がチェーンの最後に来るようにしましょう
灰流うららなどの無効化効果は最後にチェーンに乗った効果しか無効にできないため、本命の効果を確実に通すことができます。

・《暴走魔法陣》は融合召喚成功時に相手にカードを発動させない効果があります。暴走魔法陣発動中に《シャドール・ドラゴン》を素材にしてドラゴンの墓地効果(魔法罠破壊)を使うと伏せカードをチェーン発動させずに破壊可能。鉄獣にサーチされた《鉄獣の抗戦》などを発動機会を与えることなく破壊できます。
《アポロウーサ》などの制圧モンスター相手にも応用が効くテクニックです。

 

今回はここまで。読んでいただきありがとうございます。

また次に紹介したいデッキがあったら記事にするかも。それでは。

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